MESSAGEメッセージ

文化と社会をつなぐ仕事をする

日本には、自然の営みや土地に根づく歴史、職人の技、祈りの精神など、目に見えにくいけれど確かな価値が息づいています。 それらは単なる資源ではなく、人と世界が調和してきた時間の蓄積であり、未来の事業に力を与える“本質的な資産”です。

一方で、多くの企業や地域はその文化的資産を十分に活かしきれず、大切な文化は、短期的な市場競争の中で消費されるプロダクトやサービスへと姿を変えてしまっています。

デラシネは、この文化や精神性を“事業の未来をつくる資源”として再解釈し、デザインを通じて、企業や地域がもつ本質的な価値を形にします。 独自のリサーチとコンセプト設計力を用いて、その精神性・背景・文脈を丁寧に読み解き、それをプロダクトやサービスとして形にすることで、“その土地らしさ・その企業らしさ”を活かした持続可能な事業へと導きます。

私たちは、文化を礎にした仕事づくりこそが、この国に根づく知恵と社会のニーズを結びつける、もっとも自然なアプローチだと考えています。 文化からコンセプトを紡ぎ、社会につなぐ。そのプロセスを支えるパートナーとして、企業とともに未来の仕事のあり方をつくっていきます。